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年末はレンタルDVDの「陳情令」で耐久マラソン
2020年年末に実家に帰りました。
そして母から、「この中国ドラマを見るべし!」と、言われ、紅白も格付けも見る事ができないまま40話ある中国ドラマを一気に見させられる年末年始を過ごしたこばちゅーです。
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初めは見つめ合う男同士の雰囲気がBLドラマ?と思っておりましたが、これはサスペンス?謎が謎を呼ぶ、そして人間関係の在り方や、自身の生き方、社会の在り方など是非、自分と照らし合わせるには良い素敵なドラマでした。
因みにネット検索すると同人系としてBL化されたものも大量に出てきました。(;^_^A
挿入歌が良いし、俳優が美男美女だし、気になるキーワードがあったり、2度目を見たら泣けますね。
大ヒットなだけに、なんと2021年1月10日からTOKYO MX系で「魔道祖師」という題名で吹き替えのアニメ化もされます。
豪華声優陣で配給会社の気合が感じられますよ。
ただし、「陳情令」の「陳情」は辞書の意味をそのまま表現しているものではありません。
作中にとても意味深な言葉として出てくるため、ストーリーを見て理解をすると何とも言いがたい気分になります。
分かる人はむしろここで分かってしまうかも。(笑)
正直、「魔道祖師」では意味が変わってしまうのでは?と、あの大切にしたい感慨深い気持ちが失われてしまわないか少し不安を感じております。
これはもしかしたら鬼滅の刃のように2021年は大ヒットするかもしれません。
なんやかんやこばちゅーもハマったその内容とは?
同じ人物でも複数の呼び方があったり、仙家の話で慣れない文化に初めは理解に苦しみますが、美男美女の出演で目の保養になるし、内容も良し!音楽も良し!です。
特に内容として、信じるとは何か、人間とは何か、何をもって正義で悪とするか、など色んな深いテーマが詰まったドラマでした。
魅力的な主人公
なんと言っても主役の魏無羨(ウェイ・ウーシェン)は気さくで人懐っこくて、義理人情に厚い。それに運動神経も抜群!モテる要素がこれでもかと詰まった主人公です。
彼のコミュニケーション能力の高さを婚活で躓いている方は、性別に限らず見習うと良いでしょう。
性格をマネすることは難しい為、冗談として、何よりも優しいあの性格、素晴らしいです。
威張らないし、自分のことを悪く言われても勝手に言わせておくだけ、ただし、自分の大切な人や友人を悪く言われると、しっかりと守ろうとして、何度も自分を犠牲にしつつも全てを良い方向に丸く収めようとする姿は涙誘うヒーローでした。
全ての周りを敵にしても弱い者を守り、自分の気持ちに正直に生きる姿は見ものです。
大雨の中で主人公と良きライバルの藍忘機(ラン・ワンジー)と対峙するシーンは必見です。
あれは涙ですね。
信じることが出来なかったからこそ見届けて守る相棒
主人公の魏無羨(ウェイ・ウーシェン)にとって良きライバルで相棒となった藍忘機(ラン・ワンジー)。
真面目で堅物な藍忘機(ラン・ワンジー)は主人公と真逆の性格で一緒に育った義理兄弟よりも情に厚く、理解力のある奴でした。
幼い頃から一緒に育った義理兄弟でさへも、家族の言葉や社会の言葉に惑わされてしまいます。
自分の目で見たものを信じて見届ける覚悟、そしてピンチに守る姿はむしろ理想の夫婦に思えました。
だからBL化されるんでしょうね。
常に黙って見ているあの沈黙も独特な雰囲気を醸し出しております。
<婚活で活かすポイント>
是非お見合いなどで緊張したから話してしまうのではなくて、あえて沈黙をしてみるのも良いかもしれません。
沈黙する際には、挙動不審になるのではなく、相手の目をじっと見て、堂々とだんまりを決め込んでみましょう。
この沈黙がBLに発展させてしまうほどの色気なんです。
この色気に当てられた女性も多い事でしょう。
女性キャラクターも魅力的
お母さんのような包容力のある江厭離(ジャン・イエンリー)は主人公から師姉と呼ばれており、主人公にとっては心の支えでした。
包み込むような優しさを持つ女性は誰からも愛されることでしょう。
一見そっけない性格に見えるが弟思いの温情(ウェン・チン)は赤い服が良く似合っていました。主人公の魏無羨(ウェイ・ウーシェン)に間違いなく惹かれていたでしょうね。
常に引き下がっているところに儚い女性としての魅力があって、男としては守ってあげたくなる父性が働く女性でした。
温情(ウェン・チン)の迷惑をかけないようにと主人公に対して遠慮しつつも、主人公も彼女を守ろうとするお互いの姿は感動です。
お互いに言葉にしないながらも性格を分かっていたからこそのもどかしがありましたが、彼女の主人公の生き方に邪魔をしない姿勢が
とても魅力的なキャラクターでした。
<婚活で活かすポイント>
男性から愛されたいと思うのであれば、男が守りたいと思わせるような健気さや儚さを持った女性になることです。
自分の目で見て自分軸を持つ
窮地に追いやられている人を信じることはできますか?
例えば結婚して冤罪かもしれないけれど事実が分からない時、本当にパートナーを信じてあげることができますか?
多数決で賛成の多い方に流れてしまう人が多い中、見て見ぬふりをせずに意見を言う事ができるかどうか・・・。
陳情令のキャラクター達は自分の人生を自分で決めて生きています。だから人として魅力的に見えるのでしょう。
流されて生きる人生を否定する訳ではありません。
婚活で破談になるタイミングとして多いのが家族に紹介した時です。
家族から反対されてそのまま破談となってしまうケースが最も多いです。
家族を説得するように働きかけることもできれば、家族の意見を無視して自分の決定で先に進める事もできます。家族を捨てて駆け落ちのように結婚することもできるし、言われるがまま諦めてしまうことも本人の選択次第です。
そして、家族から反対された時、パートナーを守れるのはあなただけということを忘れてはなりません。
家族を説得できるのもあなただけです。
ご家族は表面上の情報しか知りません。
あなたが家族や友人よりも一番、パートナーと接している時間が多いはずです。
人の言葉に惑わされるのではなく、あなたがまずは信じてあげなければいけない時もあるのです。
諦めるのも説得するのも、勝手に前に進むのもあなた次第なのです。
前向きに努力する人の魅力
婚活に躓いている方の特徴として、悲観的になっていたり、自暴自棄になっている方が多いです。
その方々は目線が自分自身にあたってしまっており、どうしたら幸せになれるか?
自分が幸せになる為にできることは何か?を建設的に考えることができなくなっている方が多いのが特徴です。
陳情令の主人公も絶望的な状況に迫られるますが、極限まで自分自身を追い込んで打開策を探します。
主人公の一生懸命な姿に温情(ウェン・チン)は惹かれていきました。そんな、常に前向きに取り組む姿勢は誰もが応援したくなります。
そしてその決断が自分にとって後悔をしない選択であるか?
どんな結果であれ、それは自分の選んだ選択であるから他人を責めない。
そして恩着せがましく言わない姿もカッコイイです。
ドラマの主人公になれとはいいませんが、あなたの人生はあなたが物語の主人公であるわけだから、誰が見ても魅力的だと思えるような行動を普段からしていることが大切ではないでしょうか。
人に好かれたいと思うのであれば、まずは自分が好きになれるような人になってみようと努力をしてみることです。
さいごに
こばちゅーの母は主人公の魏無羨(ウェイ・ウーシェン)が笛につけていたアクセサリーをネットで購入しておりました。
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65歳を過ぎた母ですが、Googleスマートスピーカーを取り付けては陳情令のサントラを流していたり、元気な姿をしておりましたがそれも永遠に続くわけではありません。
年を取ってもお茶目な母の姿を見れたのは私にとってはとても良い機会でした。
幸せな時間の一つです。
今回、陳情令のドラマをきっかけに良い思い出ができました。
今ある家族との当たり前の幸せな時間はいつまでも続く訳ではありません。
みなさんも家族との時間を大切にして下さいね。
陳情令について語りたい方は是非第二・第四火曜のオンライン焚き火に遊びに来てくださいね。
第二・第四火曜日は自宅でオンライン焚き火