お見合いのお断り理由～将来のイメージができない～

結婚相談所で活動をしているとお断りの理由として将来のイメージが出来なかったという理由で断られてしまうことがあります。その理由を放置していたり、確認しない結婚相談所は危険な結婚相談所です！

将来をイメージできなかった理由

将来をイメージできない理由としては、大きく２つに分類されます。
自社会員が相手に不安を煽るような話をしてしまい、将来をイメージできなくさせてしまった場合と、自ら将来を創り出そうと考えることができない人の場合です。
結婚相談所の仲人はしっかりと、前者と後者の確認をして対策することが大切です。

将来をイメージできなくさせる不安な話

会社員のように雇われて安定した給料を貰えている人にとっては、個人事業主のような仕事に繁忙期があったり、収入に浮き沈みがある人の生活はイメージが湧きにくいかもしれません。
自分が体験したことのない未知な状態や想像ができないことに対して、人は「不安」を感じます。
信頼関係が築けていない初対面で、不安を煽る内容の話をしてしまうのは自分自身の印象を悪くしてしまいます。
不安を煽る内容は初対面では控えた方が良いですが、相手のメンタルを効率良く見極める上では重要な内容にもなります。
一方、未知に対して「楽しみ」と感じることができる人は、逆境をも力に変えることができる人でもあり、子育てで頼もしい力を発揮することができる可能性があります。
相談所として自社の会員さんが意図して話したことであるか相手を不安にさせてしまったのか確認することは大切なことです。

自ら将来を創り出そうと考えることができない人

人生を流されるままに生きていた人や親に敷いて貰ったレールでしか生きて来なかった人にとっては、自分の将来を自分の手で創り出すということを忘れてしまっている可能性があります。
漠然と「将来のイメージが湧きませんでした。」と、回答してお断りをした会員さんには自分自身で将来を創るイメージを持つように指導が必要です。

どんな家庭を築いていきたいか？
お見合いした相手であれば描いた家庭像を一緒に創ることができるか？

相手の物腰の柔らかさや話すペース、雰囲気、一緒にいてリラックスできそうかどうかが家庭創りのポイントになるのではないでしょうか？
どうして将来のイメージができなかったのか言葉や文字にすることで望む家庭像が見えてくるようになります。

将来のイメージを自分で考えられるようにする

将来のイメージが持てない人は次の内容をヒントに相手を理解するようにしていきましょう。

具体的な将来像を共有する

相手に具体的な将来のビジョンや目標を語り、お互いの将来像を共有しましょう。
将来をイメージするためには、お互いの希望や価値観が一致していることが重要です。

コミュニケーションの改善

相手とのコミュニケーションを改善することで、将来をイメージしやすくなるかもしれません。
お互いの意見や想いをしっかりと伝え合い、将来について深く話し合いましょう。

共通の趣味や関心事を見つける

共通の趣味や関心事を見つけることで、お互いに興味を持ちやすくなります。将来をイメージする上で共有する楽しみや活動があると、関係を深めることができるかもしれません。

経験や成長について話す

自身の経験や成長について話し、将来に対する意欲や努力をアピールしましょう。
相手に自身の成長や将来への取り組みを理解してもらうことで、将来をイメージしやすくなる可能性があります。

時間をかけて関係を築く

将来をイメージするためには、お互いの関係をじっくりと築いていく時間が必要です。
すぐにお断りをしてしまうのではなく、もう一度話をしてみようと歩み寄ることで相手への理解を深めることができます。徐々に将来を見据えた話し合いを重ねていくことが大切です。