新型コロナウイルスによってオンライ婚活が活発になり、Zoomお見合い対応の結婚相談所も増えて参りました。「Zoomお見合い可能」と表記されている会員さんのプロフィール欄もあるくらいです。さて、今回はZoomお見合いで分かることや気を付けるべきことをまとめてみました。
分かること
価値観や婚活への意識
環境変化に対する適応能力や判断力。
自社会員、お相手の価値観を知る良いきっかけになります。
この時期にZoomのやり方を覚えてスマホやコンピュータを使いこなそうと努力されている方は環境の変化にも柔軟に対応できる方です。
『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。』
ダーウィンの名言です。
強者たる恐竜は氷河期時代に絶滅し、知識を持っている人間であろうと、変化に対応しようとしなければ生き残ることはできません。
環境の中で変化したものだけが企業であれ、会社員であれ、生き延びることができます。
婚活も同じく、自分自身を見直して変化することで自分が本当に求めている素敵なパートナーの存在を意識できるようになります。
婚活に対する温度(スピード感)がわかる。
何か困難やトラブルなど起きた時、今活動している方は同じタイミングで動く事ができる方であるという事です。
オンラインに抵抗がある方は直接しかお会いしなかったり、活動を休止するなどの選択をします。
特に活動を休止しようとする方は、何か大きな決断をしなければならない時にも決断ができずにブレーキをかけてしまうかもしれません。
片方がアクセルを踏んでも片方がブレーキを踏んでいてはお互いがストレスになります。
このような関係を見極める上ではZoomお見合いは非常に良い機会になります。
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の不要不急の外出制限がきっかけで決断できるようになって成婚に至った方もおられます。
同じ価値観で合意に至ったケースですね。
気を付けること
デバイスによる問題
バッテリーが切れる
スマホもPCもZoomなどのオンライ接続は、常時カメラと通信が起動状態となる為、バッテリーの消耗が激しいです。
対策
途中でバッテリー切れが起きてしまわないようコンセントで充電をしながら行うなど気を付けましょう。途中でのバッテリー切れは周りも心配して、ご迷惑がかかります。
パケット不足によるギガ死
オンラインで動画を送受信する為、かなりのパケットを消費します。Youtubeやニコニコ動画など動画を視聴して通信速度に速度制限が生じてしまった経験がある方でしたらどのような事になるか想像がつきやすいかもしれません。
通常のインタネット検索をするにも低速制限になってしまうと不便になります。
対策
制限がないWi-Fi環境で接続するか、通信プランの見直しを検討した方が良いかもしれません。
電波状況によるタイムラグ
有線LANに比べ無線LANでは若干のタイムラグが生じます。時にフリーズや回線の状況によってはダウンしてしまう事があります。
特にインターネットへのアクセスが集中している時間帯では回線スピードが遅くなり、相手の反応がワンテンポ遅れて帰ってくることがあります。
スムーズに会話ができないと感じてしまう事があります。
対策
Wi-Fiなどの無線LANから有線LANアダプターを活用して有線環境にすることでスピードが安定します。ただし、インターネットアクセスが集中する時間帯は全国的にスピードが落ちており、インターネットのプロバイダーの変更を検討することで改善できる場合もあります。
イライラするよりは、お互い様という気持ちでお相手と接するようにしましょう。
印象の伝わり方
臭いや細かい雰囲気が分かりにくい
画面の先から臭いは流石に伝わってきません。その為、「オンラインでは良かったけれど、実際にお会いして見たら少し苦手でした。」
と、こんな感想を頂くこともあります。
対策
プロフィールを見るだけで会ってみようかどうしようか判断していた時に比べて、移動の時間や交通費・カフェの代金などなくなり、自宅から所見できる事でお見合いのハードルは下がっております。
まずは相手を知ることができただけでも良かったという考え方をしてみましょう。
どちみち仮交際になってみなければ分からないこともたくさんあるはずです。
自分自身のお見合いへの壁を下げることができて、積極的に婚活へ取り組むことができていると思うようにしましょう。
自宅で会えるというのはお手軽です。
相手の反応が分かりにくい
「電場状況によるタイムラグ」の項も関わってきますが、画面に向かって話をする為、反応が分かり辛いという感想が多いです。
対策
通常よりもリアクションを大きくするようにしましょう。リアクションが大きいと実際にお会いした時にも好印象です。
気になる目線
カメラの位置が自分の目線より下だと見下ろしているようになり、上からだと睨んでいるようになります。
対策
まずはカメラを固定しましょう。スマホなどで小一時間持ち続けるのはご自身も疲れますし、画面が揺れるのを見ている相手も疲れます。
カメラを固定したらカメラテストをして自分の映り方を事前にチェックしておくことも大切です。
できれば、パソコンやスマホのカメラの位置を高めの場所に設置して撮影するようにしましょう。見下ろすような感じになるよりは覗き込むようになる方がまだ良い印象です。ただし、睨むような感じになったり、眉間のしわには特に気を付けて、笑顔で話す様にしましょう。
口角を上げると良いです。
実家暮らし
一人暮らしをしていないご実家でのZoomは非常に危険です。家族に内緒で婚活をしている方は突然ご家族の乱入もありえます。
対策
車の中がご家族に邪魔されずに安心できるスポットだと仰られる会員さんがおりました。確かにシガーソケットで充電もできます。
ご近所で充電できるカフェを探してイヤホンマイクで行う方もおられます。
一番は素直にご家族にお話しすることです。「良い人見つけるために頑張るから応援してね」この一言で実は家族は安心したりするものです。
背景
背景は家庭の様子が分かってしまいます。分かる事で趣味の話などに花を咲かせることもできますのでうまく利用してみて下さい。
例:漫画がたくさんある→漫画好き→お気に入りの漫画は?
対策
カーテンやクローゼット、凹凸の無い壁が背景になるように撮影しましょう。
パソコンや一部のスマホではZoomのバーチャル背景の設定で家の様子が映り込まないようにすることも可能です。
100円均一などで緑の布地を購入してグリーンバックを作るとバーチャル背景を綺麗に反映させることができ、違った楽しみ方をすることができます。
Zoomも万能ではありません
Zoomは利便性が良く、自宅から気軽に人とのコミュニケーションができるのは大きなメリットです。
会うのが一番手っ取り早いですが、会ってみて想像と全然違うというリスクを大きく抑えることができるのも非常に魅力的です。
しかし、ある程度環境も整えなければなりません。
Zoomなどオンライでお見合いをする為に、パケットの見直しやパソコンの購入を検討するのは面倒くさいと思えれば、あなたの婚活に対する優先度はまだ低いのかもしれません。
コロナの収束を外部が何とかしてくれるのを待つスタイルではなく、主体的に自分自身の人生をコントロールできると良いですね。
Marictionはご自身の人生を自ら切り開きたいという方は大歓迎です。出会いのきっかけの場とお考えいただければ幸いです。
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