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病気の発生と感染・恋愛でも例えてみた|こばちゅーの呟き

どぉもー、Mariction代表のこばちゅーです。
こばちゅーは結婚相談所を開業する前は製薬会社でMRとして働いておりました。
MRとは医師や看護師・薬剤師の先生にお薬の情報や最新の治療に関する情報を提供するお仕事です。
更に遡る大学時代は植物病理のゼミに所属しており、植物ウイルスの研究で、実は表彰されたこともあります。
学会発表はもう少しデータを取る必要があった為後任に託しました。
実は植物ウイルスも製薬会社で学んだウイルス学も共通していたことがあったのでシェアしたいと思います。
今回はコロナウイルスの流行から、病気(恋愛)の発生と感染についてです。
相談所として恋愛についても病気の発生と同じ表現ができると思った為、併せてご用意しました。
予防や対策、結婚のヒントになれば幸いです。
※()は病気から恋愛や結婚に変換したものです。

病気(恋愛)の発生のメカニズム

医学では細分化されて煩雑化する為、植物病理の病気発生のメカニズムで説明させて頂きたいと思います。

主因・・・病原体(相手の存在。性格や体質)
素因・・・被験者(あなた自身の性格や体質)
誘因・・・環境(婚活環境)
※()は恋愛や結婚に変換したものです。
病気(結婚)はこれらの3つの条件が揃うことで発生します。
これらのバランスによって病気は発生しにくいものとなります。
結婚も似ておりませんか?

主因とは

菌やウイルス、ウイロイド、マイコプラズマなど病原体の存在そのものを意味します。
(未来のお相手です。あなたが好きになることができる相手かどうか相手の性格や性質もあります。)

素因とは

人であったり、植物であったり、病気に感染するであろう存在です。
この存在は種であったり、体質であったり、遺伝子レベルを含めた個人差・個体差によっても異なります。
感染し易い、し難い、症状が出ても軽くて済むなど特徴もあります。
(自分自身がどんな性格や体質をしているかを意味します。相手が好む見た目や性格を持ち合わせているかどうかも重要です)

誘因とは

病原体が増殖しやすかったり、増殖し難かったりする環境です。
インフルエンザが蔓延し易い環境は空気が乾燥している環境です。
梅雨になるとカビが生えやすくなるのは、湿度が高くなったことからカビが増殖し易い環境になったからです。
このように病原体が増えやすい環境を表しております。
(婚活している場所です。結婚を目的にしている人と出会いやすい場所なのか、遊びを目的にしている人が集まっている場所なのか。ちゃんと恋愛や婚活が進展できる環境を表します。)

病気に個人差・個体差が発生する理由

病気に感染し易い人と感染しにくい人、症状が現れやすい人がいるのは次の通りです。
(結婚し易い人と結婚しにくい人、恋愛し易い人)

主因である病原体による理由

○変異種の存在・・・同じ病原体であっても感染力が強く宿主域の広い変異種や強毒種や弱毒種といった存在があります。
例:
大腸菌は毒素を出すO-157と元々体内にいる無毒の大腸菌
存在自体は無毒ですが、毒素が出すもの、存在自体が悪質で体内の細胞を壊してしまうものあります。

○日和見感染・・・普段は無害ですが、体力が衰えてくると悪さをはじめて病原体になってしまうものも存在します。
例:疲労などで免疫力が落ちていると緑膿菌やカンジダ真菌によって症状が出て発病することがあります。

○宿主域の違い・・・感染し易い相手であるかどうか。病原体にも繁殖できる相手と繁殖できない相手があります。
例:
植物の病気は細胞壁のない人には感染しません。
口蹄疫は蹄(ひづめ)のある動物には感染しますが人には感染しません。
鳥インフルエンザは鳥が感染しやすいインフルエンザで人には感染しにくいです。

【恋愛で例えると】
選り好みし過ぎて目移りしている。もしくは相手から強いアプローチがないことから受け身姿勢になっている。
●相手の事を見た目や条件で好きになる性格。→一目惚れタイプ
●出会ってから友達として、相手を知ることで徐々に好きになる性格。→じわじわ愛着恋愛タイプ
●優しさや性格が共感一致することで好きになってしまう。→共感できないと好きになれないタイプ

素因による病原体に対する抵抗性による理由

○病原体からの抵抗性機能の有無
病原体から守るために抵抗性機能を有している。
例:
水疱瘡やおたふくかぜなど一度感染した病原体に対して抵抗性を保持するようになります。
この機能を人為的に起こさせるのがワクチン接種です。
ワクチンとは症状が弱いウイルスを人為的に感染させて抵抗性を持たせておくということです。

○過敏反応が出やすい
免疫反応や過敏症などで病原体を破壊しようとしたり追い出そうとする働き。
例:
発熱や咳
体温をあげたり、咳を出して病原体を追い出そうとする働き

【恋愛で例えると】
●相手があなたに不信感を持っていたり、警戒をしている。→シャイで奥手タイプ
●初めは無理難題をふっかけたり、簡単に壊れない関係か石橋を叩く性格→ツンデレタイプ

誘因による病原体が増殖する環境

環境として病原体が活発化し、増殖し易くなっている。
例:
空気が乾燥することでインフルエンザウイルスが活性化して感染しやすくなる。
環境として素因の抵抗性が弱まる環境になっている。
例:
休みが無く寒暖の激しい過酷な労働条件で体力が消耗していたことによる発熱。
【恋愛で例えると】
●夏の解放感による一時の恋。
●気持ちが沈んでいたところ、ふと優しくされて好きになっていく恋の始まり。

病気の発生と恋愛の発生似てませんか?

恋は病という言葉があるように病気の発生と恋愛の発生について共通するところが複数あったのではないでしょうか?
かなりマニアックな例えをさせて頂きましたが、メカニズムを分かっていると病気の予防のヒントにもなるし、恋愛発生の理論として応用できますよね。

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