婚活の傾向

妊娠に対して勘違いをしている女性と男性

女性には出産のリミットがあり、閉経が一つの目安とされていることから年齢を逆算して相談所で婚活されている方も多いです。
一方、男性にはもともと生理がないからか、精子は枯れないものと思っている方も多く、いまいち出産のリミットに対する意識が低い人が多く、妊活も婚活も後ろ向きな人が多いです。

勘違いしている男性

いざ子どもを作ろうと思ってもなかなかできないとなると男性は、女性側に原因があるのではないかと自身のことよりも女性側に問題があると勘違いしている場合もあります。

男性不妊の実情


不妊の原因として実は男性も48%も起因していることはあまり知られておりません。
上記とは別に男性は老化と共に性機能障害としてED(勃起障害)も生じることを理解しておかなければなりません。

勘違いしている女性

時々、芸能人の高齢出産が話題になることがあります。
40歳以上でも芸能人が出産できた報告を鵜呑みにして、現代医療であれば40歳以上でも簡単にこどもができると思っていらっしゃる女性がたまにおられますが、大きな間違いです。

高齢出産の定義

WHO(世界保健機構)は35歳以上の初産、40歳以上の経産を「高齢出産」と定義しています。
日本では、日本産科婦人科学会が35歳以上の初産を「高齢出産」、また50歳以上、または閉経後の出産を「超高齢出産」と定義しています。

弊社が加盟しているIBJグループ全体の女性会員さんでも最も厚い層は35歳~39歳で、次いで30歳~34歳です。
男性は35歳~39歳、次いで40歳~44歳と女性に比べて出産に対する意識が遅れ気味です。

女性の加齢と不妊症を考えるデータ

避妊法が確立されていない17~20世紀における女性の年齢と出産数の変化について調べた研究があります。

引用:一般社団法人日本生殖医学会 女性の年齢と妊孕力の変化 より

出産数は30歳から徐々に減少し、35歳を過ぎるとその傾向は顕著になり、40歳を過ぎると急速に減少します。
つまり、女性の年齢による妊孕性(にんようせい)の低下は、平均寿命がのびてもあまりその変化は変わらない現象であることがわかります。
このような年齢の上昇による妊孕力の低下は、必然的に不妊症を増加させることになります。
具体的には、不妊の頻度は25歳~29歳では8.9%、30~34歳では14.6%、35~39歳21.9%、40~44歳では28.9%と報告されており、30歳から不妊症が増加、つまり自然に妊娠する確率が減っていることがわかります。
また、高齢出産になることで流産や障害を持ってしまう子どもが生まれる可能性も高まる報告がされております。

知られざる芸能人の不妊治療の実態

人それぞれ個人差があることはもちろん、高齢出産になることを予想して前々から卵子の凍結保存をしていたり、不妊治療を行っているなど表には出ていない努力をしていらっしゃる方が実は非常に多いです。
ニュースなどではそのような背景までは語られておりません。
令和4年になり不妊治療に対する一部の治療が保険適用にはなりましたが、不妊治療にかかる費用は莫大な金額です。

参考:株式会社CURUCURU PR TIMES プレスリリース 高度不妊治療にかかる費用は平均190万円以上!約3人に2人は金銭面をネックと感じる~妊活・不妊治療に関するアンケート結果を大公開~より

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000030310.html

男女ともに要注意!がんによる不妊

がんになると基本的には外科手術による摘出が一般的です。
更には転移予防のために抗がん剤治療や放射線治療も併用され、男性は精子ができなくなるリスクが高まります。
つまり、がんになってしまうと男性でも子どもが生まれなくなる可能性があるということです。
実は男性が発症するがんは前立腺がんがNo1です。
女性は乳がんがNo1です。

子どもが欲しいのであれば少しでも若いうちに

男性は不妊に対する知識が乏しいことから、女性が原因であって自分自身に原因があるとは気づきにくいものです。
いざ作ろうと思ってもなかなかできず、男女ともにもっと早く病院へ行けば良かったと妊活が遅れたことに後悔する方々も多いくらいです。
女性と男性ではがんの発症年齢にも違いがあります。
がんになってしまっては元も子もありません。
子どもが欲しいと思っているのであれば、早めに結婚したいと思える人と出会って、妊活することをお勧めいたします。
出会いのサポートお気軽にご相談ください。

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